コンビニレジ前、揚げ物ケースにて
🐰ウサギ:
「ネコくん、知ってる?唐揚げ棒には“精霊”が宿ってるんだよ。」
🐱ネコ:
「いやいや!何そのジブリっぽい設定!?ただの揚げ物だから!」
🐰ウサギ:
「でも僕、唐揚げ棒を買った瞬間に声が聞こえたんだ。」
🐱ネコ:
「幻聴やん。」
🐰ウサギ:
『汝、選ばれし者よ。油の試練を越えて、我を食すのだ…』って。
🐱ネコ:
「完全にRPGボイスやん!」
唐揚げ棒は武器!?
🐰ウサギ:
「唐揚げ棒って、よく見ると剣っぽくない?」
🐱ネコ:
「いや食い物や!」
🐰ウサギ:
「僕、1回これを“必殺技”として振り回してみたんだよ!」
🐱ネコ:
「何してんだよ!?店内で戦うな!」
🐰ウサギ:
「すると精霊が『唐揚げスラッシュ!カロリー+300!』って叫んでさ!」
🐱ネコ:
「むしろHP削られてんじゃねーか!」
唐揚げ棒の精霊、意外と繊細
🐰ウサギ:
「精霊はね、熱々の時に一番ご機嫌なんだよ。」
🐱ネコ:
「まぁ揚げ物は出来立てが一番うまいからな。」
🐰ウサギ:
「でも少し冷めると拗ねちゃうの。」
🐱ネコ:
「え?拗ねるの?」
🐰ウサギ:
『なぜ…なぜ我を冷気に晒した…』って悲しそうに言ってた。
🐱ネコ:
「レンジで温め直せばいいだろ!」
🐰ウサギ:
「温め直したら今度は『我は二度目の人生を歩むのか…』ってしんみりしてた!」
🐱ネコ:
「唐揚げに人生観持たせんな!」
店員=精霊の使い
🐰ウサギ:
「レジの店員さんって、精霊の“召喚士”なんだよね。」
🐱ネコ:
「普通に店員さんだよ!」
🐰ウサギ:
「だって“唐揚げ棒ください”って言うと、すごい真剣な顔でトングを構えるんだよ!」
🐱ネコ:
「いや衛生的に掴んでるだけや!」
🐰ウサギ:
「その時の動き、完全に“召喚魔法の儀式”!」
🐱ネコ:
「魔法陣広がってないから!」
精霊からの依頼
🐰ウサギ:
「食べようとしたらね、精霊が“最後の願い”を託してきたの。」
🐱ネコ:
「何それ?」
🐰ウサギ:
『我を食すとき、ソースはマヨか醤油か…お前に選んでほしい』って!
🐱ネコ:
「しょうもない二択だな!」
🐰ウサギ:
「僕は迷わずマヨを選んだんだ。すると精霊が…」
🐱ネコ:
「なんて?」
🐰ウサギ:
『よくぞ選んだ、マヨの道を!これよりお前は“マヨラーの勇者”と呼ばれるであろう!』
🐱ネコ:
「称号いらねーよ!」
精霊との別れ
🐰ウサギ:
「最後に食べ終えたら、精霊が空に昇っていったんだ。」
🐱ネコ:
「いや、ただ食べ切っただけやろ!」
🐰ウサギ:
「『また会おう…次の揚げ油で…』って。」
🐱ネコ:
「リサイクル感出すな!」
まとめ:唐揚げ棒の精霊とは?
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熱々の時は勇ましい
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冷めると拗ねる
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店員は召喚士
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食べ終わると天に帰る
🐰ウサギ:
「つまり唐揚げ棒は、ただの揚げ物じゃなくて“食欲を試す精霊の剣”なんだよ!」
🐱ネコ:
「それを2本買ってきた時点で、もう勇者じゃなくてただの食いしん坊だろ!」
🐰ウサギ:
「ふふふ…“二刀流勇者”だよ!」
🐱ネコ:
「そんな勇者いらんわ!」


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